香昴茶ギャラリー展示のご案内 「新春編」

佳翠苑皆美1階香昴茶にあるギャラリーの展示のご紹介です。

2025年新春の展示のテーマは

「雪月風花に心寄せて」

寒く厳しい山陰の冬ですが、先人達が作り上げた心温まる場所があります。
松江城内西側「椿谷」には、松平不味公などの殿様が参勤交代の折、気に入った椿の苗木を持ち帰り城内に植えたものと言われています。その数は二千本を超え日本三大鼓椿群の一つとされ、一月から五月まで様々な糖が咲き続けます。
また島根県益田市の唐音の蛇岩(からおとのじゃがん)と呼ばれる岩脈に、地域の人達によって植えられた二百万球を超える日本水仙が一月から一面に咲き始めます。(唐音水仙公園)
いずれも寒い冬を耐えながら咲く花に先人達は心を寄せ、厳しさから耐え抜く術を学んだのでしょうか。

この度、「雪月風花に心寄せて」というテーマで美術工芸品茶道具等を展示しております。どうぞご観覧くださいませ。

 

展示品の一部をご紹介

 

郡 賜泉「冬の日」

南 夾「早春 翠稟図」

松浦 太一「浅春」